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未経験でもセラピスト(正社員)になれた私の就活。治療院系列・リラクゼーション店

こんにちは、愛弓です。

わたしは、理系大学を卒業して、未経験のままセラピストになりました。


ラッキーなことに、正社員として採用されて、研修期間中もお給料をいただきながら働くことができました。

セラピストさんは、契約社員・パート・アルバイトの人も多いです。

中には、『専門学校に行かなきゃいけない』と思って専門学校に通う人もいます。

(もちろん、資格が必要だったり、学びたいものがあれば通った方がいいと思います。特に国家資格は、あるとプラスになることも多いと思います)


  • 研修費用がかかる
  • 研修中はお給料が発生しない
  • 完全に歩合制でほとんどお給料がもらえない期間が長くなる

そんな場合もあると思います。

そういったことを考えると、正社員として採用されて、お給料をもらいながら学ばせてもらえたことは、とてもありがたいことだな~と思います。


今回は、【未経験でもセラピスト(正社員)になれた、私の就活体験。(治療院系列のリラクゼーション店)】を話していこうと思います。

自分に合う企業に巡り合えなかった、大学時代。

大学時代も、就活はしていました。

今になって思えば、『この会社で働きたい』と思える会社を見つけたわけでもなく、焦りからの就活だったような気がします。

  • みんなが就活してるから、私も就活しなきゃ…
  • ちゃんと就活(就職)しなきゃ、周囲に~って思われるから早く内定をもらわなきゃ…
  • 早く内定をもらわないと、ダメな子だって思われちゃうかも
  • あるていど良い会社入って、周囲の人に認められたい

自分が何をしたいかではなく、人からどう思われるかを意識しての就活でした。


『セラピストになりたい』と思ってるのに、全然関係のない企業の面接ばかり受けたり…。

自分の体験を否定されたり…。

本当のことを話してるのに「そんなわけはない」と嘘つき呼ばわりされたり…。

『こんなことを叶えたい』と語ったら「そんなのは夢物語だ。現実的じゃない」と言われたり…。

いつのまにか、誰にでも理解してもらえるような一般的なことしか語れなくなり、自分の夢(本心)を語ることはできなくなっていました。


自分の夢を叶えるために、一緒に歩める企業を探すのではなく…。

とにかく就職するために、会社の求めるものに自分を当てはめようとして、内定をくれる企業を探していたような気がします。

たぶん、そういう就活生はたくさんいると思います。


だけど、私が良かったと思うのは…

就活初期に、自分の過去を振り返っていたことと、自分の中で夢を膨らませていたことだと思います。

『自分の夢を叶えられる企業はないから…』と思い、就活中は、少しでも夢を叶えられる可能性のある企業を探していました。

私の気持ちや夢を否定されたり、面接に落ちるたび、夢を語ることができなくなって。

いつのまにか、自分の夢を叶えられる場所はないと諦め、社会に求められる何者かになろうと必死になっていたような気がします。


でも、『ちゃんとしなきゃ』と思うほど、苦しくなって、体がうまく動かなくなっていった。

『何かが違う』と違和感を感じながら面接を受けに行こうとしてると、寝坊したり、時間を間違えたり…面接を受けることもできなくなった。

卒業研究と就活でストレスが溜まり、笑えなくなった時。改めて『セラピストになりたい』という自分の気持ちを確認することになりました。

そして、『卒業してから就活しよう』と、改めて、心の中で決めました。

いつのまにか閉ざされてしまった世界が広がった瞬間だったと思います。

否定されることが恐くて閉ざしてしまった心が、もう1度開かれた瞬間だったのかもしれません。

自分の中にもう1度光が見えたような、そんな感覚。

エントリーから正社員採用まで、わずか2.5日!?

卒業して、自分の居場所がないことに気づく。

私が大学を卒業したのは、2011年でした。

震災直後だっだので卒業式もなく、卒業したという自覚もないまま、卒業証書が送られてきまっした。

『震災直後だし…今はまだ就活する時期じゃないよね。』と諦めて、だらだら過ごしました。


4/1、テレビで入社式の様子を見ながら、胸が締め付けられるような気持ちでした。

友達も、大学生ではなく、社会人になる。


わたしだけが社会から取り残されてるような気がした。

学生でも社会人でもなく、何者でもない私。

『私の居場所はないんだな』って思った。


『お前は、社会不適合者だ』って、誰かに責められてる。そんな気がした。

就活を始めよう(面接前日)

夜中にふと、『そろそろ就活しようかな~』って思った。

24時を超えるころ、パソコンを開いた。

神奈川・東京(23区外)のリラクゼーションサロンに、片っ端からエントリーする。

東京(23区)にエントリーしなかったのは、自信がなかったから。そして、東京にあこがれを持っていたから…希望を残しておきたかったんだよね。たぶん。


明け方に寝て、お昼ごろに起きた。

携帯を開くと、留守電が残ってた。

「今日、面接に来れますか?」


『…えっ!?』

急すぎる連絡に、焦った。焦ってるのに、嬉しくて顔がにやけた。


その会社のことをほとんど知らない。

履歴書も写真も…なにも準備してない。


気づけば私は電話をかけ、「今日は予定があるので…明日でも大丈夫ですか?」と聞いていた。

面接時間、場所を聞き、持ち物を確認する。

「スーツで行けば、大丈夫ですよね?」

普段ならそんな確認はしないのに、なぜか確認した。

電話越しに笑い声が聞こえてきた。

「スーツなんて着てこなくていいよ。普段着で」


電話を切ってから、ものすごく焦った。

『明日にしちゃった…どうしよう?』

焦ってるのに、なぜか顔が緩む。

嬉しくて、楽しみで、わくわくして…にやけてしまう。


急いで履歴書を買い、写真を受け取りに行く。

会社のことも調べようとするんだけど…ネット上には、ほとんど情報はない。

ただ、私が『こんなお店だったらいいな~』と夢見てたリラクゼーションサロンより、治療院っぽさを感じた。

自分の望んでいた雰囲気とあまりのも違いすぎて、『本当にここでいいの?』と不安になった。

『でも、面接の練習にはちょどいいかな~』と、ほとんど準備もせず面接に向かうことにした。

わずか数時間で心を決め、就職へ。

面接会場に行くと、そこは整骨院だった。

白衣を着た、恰幅のいい男性が笑顔で迎え入れてくれた。


「じゃ、ここに座ってー」

彼の後ろには、体のことを書いたポスターが貼ってある。見慣れなくて、少し不安になる。

治療器具と、施術ベットが並んだ院内。治療院なんて久しぶりだった。


『大丈夫かな?』と不安に思ってると、彼は「ごめんねー」と言った。

今はお昼休憩中で、他の先生や受付のお姉さんは、お昼休憩に行ってるらしい。

ちょっとだけ、ほっとした。

『ちゃんと、人はいるんだな』


履歴書を渡すと、「こんなに書いたの!?」と彼は驚いた。

「えっ!? みなさん、そんなに書いてないんですか!?」と、わたしも驚く。

どうやら、そこまでギッシリと書いた履歴書を持ってきた人はいなかったらしい。


彼の質問に、答えていく。

いつもの就活と同じように、誰にも否定されにくい言葉を並べる。

自分の気持ちに嘘はつかず…でも、否定されないように言葉を選ぶ。

「じゃ、結果は後日連絡するねー」と彼は言った。


その後、普通の会話が始まった。

彼は、今までのどの面接官よりも話がうまかった。

私は楽しくなり、今までは言えなかった気持ちを語り始めた。

  • 本当は、化粧品業界に興味があったこと。でも、化粧品業界では、自分の夢を叶えられる会社を見つけられなかったこと。
  • お客様のためにならないことは、絶対にしたくないこと。
  • 会社ではなく、お客様に寄り添いたいこと。ただお客様のことを考えていたいこと。
  • 学祭の時のような、癒しの空間を提供したいこと。
  • 自分の夢を叶えられる場所はないから、自分で作り上げたいこと。初めの一歩として、セラピストを選んだこと。
  • この会社も、辞めるつもりでいること。

正直なところ、何をは話してたのかなんて覚えていなかった。

ただ、思いつくままに、好きなだけ語った。


『こんなことを言ったら、面接落とされるだろうな』と思うことまで語った。

『この人は、どこまで受け入れてくれるだろう?』と、彼を試した。

話しながら、頭の中では、ここで働いた時のビジョンが見てた。

『ここでちゃんとした知識を身に着けるものいいかもしれないな~』


ふと思った。

『ここで働きたいなら、あと一押しで就職は決まる。この場で決着をつけたい』

まるでゲームのようだった。


彼が真剣な顔になった。

「もし、今ここで採用したら、いつから来れる?」


一瞬、迷った。

『もっとリラクゼーションっぽいお店がいい』とか『やっぱ新宿がいい』とか、いろんな思いが頭をよぎる。

でも、もう答えは出てた。

『どうせマッサージをするなら、ちゃんとした知識を身につけて、本物になった方がいい。

じゃなきゃ、本当の意味でお客様に寄り添えない。

ここなら、ちゃんとした知識を得られるかもしれない。』

『この人ならきっと、大丈夫だ。本物だ。』と頭の中に声が響く。


「いつからでも!」と、わたしは前のめりになって言った。

「さすがに、明日とかじゃ急すぎるでしょう」と彼は笑い、土日をはさんで…月曜日から働くことになった。

そのわずが2・3日が、就職するまでの準備期間だ。

夢と現実がわからなくなるほど、幸せだった。この会社でよかった。

『就活を始めよう』と思ってから、正社員としての就職が決まるまで、わずか2日。

もし、24時以降にエントリーしたのを1日とカウントしたとしても、わずか3日だ。間をとって、2.5日。


あまりにも急な展開に、恐くなった。

『わたし、騙されてないよね?』


家に帰ると、さらに恐くなる。

『あれ? 夢…じゃなかったよね?』


家族に、就職を報告する。

『アルバイトするのかな?』という感覚だったらしい。


月曜日まで、不安でしょうがなかった。

どこまでが現実で、どこからが夢で…境目がわからなかった。

月曜の初出勤、まだ信じられない。

夢の中のようだった。

この夢のような感覚は、何日も続いていて…初任給をもらった時もまだ、疑ってた。

『ある朝、とつぜん夢から覚めちゃうんじゃないかな?』って。


夢から覚めることはなかったし、わたしはこの仕事を『天職だ』と思ってた。

今でも思う。

初めの約3年間、この会社で働けて良かった。

『本物だ』『プロだ』と、本気で信頼できる人達に出会えて、彼らと関われたことは、私のセラピスト人生にとってかけがえのない貴重な体験だった。

技術だけじゃない。

仕事との向き合い方、生き方…いろんなものを考えさせられた3年間だったと思う。

あの3年がなければ、セラピストとして独自の癒しを追究することもできなかったかもしれないし、こうやってブログを書こうとすることもなかったかもしれない。

あの3年がなければ、今の私は存在しなかったと思う。それくらい、大事な時間だった。


『未経験だから、就職できればどこでもいい』なんて考えてしまうこともあると思う。

だけど本当は、未経験の時こそ、ちゃんと信頼できる場所で、しっかりと基礎固めをした方がいと思う。

基礎がしっかりしていなければ、どこに行っても受け入れてもらうことも、結果を出すことも難しいのかもしれない…そう感じるしかないような人たちもたくさん見てきた。

きっと、未経験の時こそ、しっかりと会社選びをしなきゃいけないんだと思う。


私は、初めの3年間をあの会社で過ごせてよかった。

もちろん、大変なこと・辛いこともあった。

それでも『私にとって最適な場所だったんだろうな』って、今でも思う。

そんな場所にいられたことがうれしい。

『セラピストの就活に大切だ』と感じたこと。

新卒の就活だと、スーツ着用、履歴書をしっかりと書くことは当たり前だと思います。

でも、個人経営のリラクゼーションサロン・治療院などでは、それが”あたりまえ”とは限りません。

少なくとも、私が働いたこともある数店舗では、そうでした。


なので、あるていどの清潔感がある格好をしたり、履歴書をしっかりと書くだけでも印象がだいぶ変わる可能性もあります。



また、セラピストと一言で言っても、いろんなタイプのセラピストがいます。

同じリラクゼーションサロンでも、同じメニューでも、お店によって求めるものや雰囲気は全然違います。

就職するために企業に合わせるのではなく、自分の考えや希望を伝え、自分に合うお店を見つけた方がいいと思います。

実際に、面接時にちゃんと本心を伝えず、違和感を感じながら働いてるセラピストさんもたくさんいます。

そういうセラピストさんたちと話していくうちに、自分の本心に気づいて辞めていく人もたくさんいまいた。

特に、初めにどこでどんな技術や知識を身に着けるかによって、その後が変わっていくので…

初心者の時こそ、妥協しないで、自分に合うお店を見つけた方がいいと思います。

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